公開日:2020-11-13
最終更新日:2022-11-11
「仕入れに10万円使ったら、どのくらいのリターンを(利益)を見込めますか?」というお問い合わせを度々いただくので、具体的に紹介したいと思います。
どのくらいの利益を見込めるかは「利益率」によって変わってくるため、ここでは私が過去販売してきた全商品から算出した、平均利益率(粗利益)72%をベースに解説していきます。
この記事では、ブランドリペア転売において必要経費をもろもろ差引いて得られる、リアルな「利益額」を公開すると共に、そのためにはどのくらいの「時間」や「販売個数」が必要となってくるのか等を把握いただけます。
結論、利益率72%の場合実費10万円で生める売上は54万6,140円
以下の収支表に記載している各項目は、実際に私が過去に上げた実績です。実績のひとつになり、これらを例に解説してまいります。
販売価格 | 46,000円 |
※1.中古ブランド品代(原価) | 6,490円 |
※2.リペア・リカラー資材費 | 400円 |
3.販売手数料10% | 4,600円 |
4.送料 | 1,100円 |
※5.梱包資材費 | 300円 |
6.振込手数料 | 200円 |
利益率 | 71,543% |
利益 | 32,910円 |
損益分岐比率(利益0円となる販売価格) | 9,433円 |
上記の収支表で例えますと、売上:4万6000円に対して1~6の経費を差し引くと、利益率は約72%になります。
そして実際実費で必要とする資金は、※印が付いている項目になり、その他は商品が売れた後の売上から差し引かれます。
つまり72%の利益率の場合、自己資金の10万円が売上54万6140円を生み、そこから経費をもろもろ差し引いて残る26万3280円が利益となります。
利益率72%で50万円の利益を得るために必要な「商品個数」と「作業時間」
1つの商品にから得られる利益が3万2910円となりますので、50万円の利益を得る上で必要な商品個数は、以下の通り計算することで個数を割り出せます。
50万円÷3万2910円=15.192つ(約15個)。
そしてバッグを1個仕上げるのにかかる時間は、大きさにもよりますが私の場合ですとおおよそ1.5時間~2時間程度です。
仮に1つのバッグ仕上げるのに3時間程度かかったとしても、45時間で15個完成させることができ、そのほか出品作業に伴う時間を考慮しても、商品10個に対して+2,3時間程度あれば十分可能です。
つまり、1日6時間程度の作業で2つの商品を仕上げ出品するまで終えることができ、これを約7~8日間行うことで50万円の利益を得られることになります。
1日6時間の作業を24日間行うと150万円の利益となる
1日6時間程度の作業を7~8日間行うと50万円の利益ということであれば、これを約24日間行うと150万円の利益となります。
仮に、1日8時間程度の作業を18日間行うと150万円となります。
これらはあくまでも自力で行った場合であり、外注するという選択を加えることで、利益額を数倍にすることが容易であるとことは想像できると思います。
まとめ
- 利益率72%の場合、自己資金10万円費やすことで26万3280円になる。
- 1商品の売上4万6000円に対し利益額は3万2910円になる。
- 50万円の利益を生む上で必要な商品個数は15個となり、費やす時間は約8日間となる。
- 24日間で45個の商品を仕上げることで150万円の利益となる。
- 外注化することで利益を数倍に
本業と同等の時間を費やすことで、月収100万円を超すことなど容易です。
ご質問等ございましたら以下LINEから友だち追加いただき、ご連絡いただけますようお願いいたします。