ブランドバッグリペア事例

セリーヌショルダーバッグリカラー事例|2400円仕入れから利益率81%を出したブランドリペア転売の実例

公開日:2019-09-12
最終更新日:2026-05-11

セリーヌショルダーバッグリカラー事例|2400円仕入れから利益率81%を出したブランドリペア転売の実例

今回は、セリーヌのショルダーバッグをリペア・リカラーし、仕入れ2,400円から粗利30,900円、利益率81%を出したブランドリペア転売の実践事例をご紹介します。
革部分だけでなく、PVC柄部分までブラックへ整えることで、使用感のあるバッグを印象の強いブラックバッグへ仕上げました。

今回は、セリーヌのショルダーバッグをリペア・リカラーした事例です。

一般的なリカラーでは、革部分だけを補修するケースが多いですが、今回のバッグは革部分だけでなく、柄の入ったPVC部分までブラックへリカラーしています。

そのため、元の雰囲気を残すというよりも、全体をブラックで統一したカスタム感のある仕上がりです。

このような加工は、正規品として存在するデザインに戻す作業ではありません。

そのため販売時には、元のセリーヌバッグをリカラー加工した商品であることを説明し、公式の既製デザインであるかのように誤認されない表現にすることが重要です。

ただし、仕上がりに魅力を感じてもらえるデザインであれば、こうしたリカラー品でも販売につながる可能性があります。

今回のセリーヌショルダーバッグリカラー内容

今回行った作業内容は、以下の通りです。

リペア内容
  • 全体クリーニング
    表面の汚れや油分を落とし、リカラー前の下地を整えます。
  • 革部分の状態確認
    スレ、色褪せ、角部分の状態を確認し、ブラックリカラーに適しているか判断します。
  • PVC柄部分の状態確認
    柄部分の素材感、密着性、塗布後の見え方を確認し、全体を黒で統一できるか見極めます。
リカラー内容
  • 革部分のブラックリカラー
    色褪せや使用感が出ている革部分を、深みのあるブラックへ整えます。
  • PVC柄部分のブラックリカラー
    柄のある部分も黒に統一し、バッグ全体の印象を大きく変えます。
  • 色止めと艶調整
    素材ごとの質感を見ながら、リカラー後の色移りや違和感を抑える仕上げを行います。
セリーヌのショルダーバッグをブラックへリカラーする場合、革部分だけでなくPVC部分まで塗るかどうかで印象が大きく変わります。ただし、PVC部分は革とは素材が異なるため、密着性・艶感・剥がれリスクを見極めたうえで作業する必要があります。

リカラー前の状態

まず、仕入れた段階のビフォー画像をご覧ください。

使用感がありデザインの印象も弱く見えるBefore

セリーヌ ショルダーバッグ リカラー前の全体状態
セリーヌ ショルダーバッグ リカラー前の側面状態
セリーヌ ショルダーバッグ リカラー前のPVC柄部分

仕入れ時点では、全体的に使用感があり、そのままでは販売時に強い印象を作りにくい状態でした。

このようなバッグは、通常の中古転売では敬遠されやすい傾向があります。

しかし、リカラーによって印象を変えられる場合、競合が避ける商品を安く仕入れ、利益商品に変えられる可能性があります。

今回のポイントは、革部分だけをリカラーするのではなく、柄のあるPVC部分までブラックへ統一したことです。

これにより、元の柄の印象を残すのではなく、全体をブラックでまとめた引き締まったデザインへ変えています。

ブラックへリカラーした後の状態

以下が、リカラー後のアフター画像です。

全体をブラックで統一したAfter

セリーヌ ショルダーバッグ ブラックリカラー後の正面仕上がり
セリーヌ ショルダーバッグ ブラックリカラー後の側面仕上がり
セリーヌ ショルダーバッグ リカラー後の革部分とPVC部分
セリーヌ ショルダーバッグ ブラックリカラー後の金具周辺
セリーヌ ショルダーバッグ ブラックリカラー後の背面仕上がり
セリーヌ ショルダーバッグ ブラックリカラー後の内側状態
セリーヌ ショルダーバッグ ブラックリカラー後の全体比較

ブラックへ統一したことで、仕入れ時の印象から大きく変わりました。

全体が黒でまとまると、使用感が目立ちにくくなり、バッグ全体の雰囲気も引き締まって見えます。

実際、セリーヌの正規品としてこの仕様のショルダーバッグが存在するわけではありません。

そのため、販売時にはリカラー加工品であることオリジナルの加工が入っていることを明記する必要があります。

ただし、見た目に魅力を感じてくれる購入者がいれば、このような全体ブラックリカラーのバッグでも販売につながります。

カスタム性のあるリカラー品は、公式デザインと誤認させないことが重要です。販売時には「正規品をベースにリカラー加工した商品」であることを明記し、加工内容を正直に伝えることで、購入後のトラブルを防ぎやすくなります。

セリーヌショルダーバッグの売上結果

以下が、今回のセリーヌショルダーバッグの具体的な売上結果です。

販売価格 38,000円
販売手数料10% -3,800円
仕入れ -2,400円
送料 -700円
振込手数料 -200円
利益 粗利 30,900円
利益率 粗利率 81%
原価率 19%
損益分岐売上 3,667円

販売価格38,000円に対して、仕入れは2,400円です。

販売手数料、送料、振込手数料を差し引いても、粗利は30,900円残りました。

利益率は81%です。

仕入れ2,400円から粗利30,900円を出せたため、かなり効率の良い実践例といえます。

実践結果を見るときは、利益額だけでなく「その利益を出すまでに何時間かかったか」も重要です。
同じ利益でも、短時間で仕上がる商品ほど時間単価が高く、外注化や再現性にもつなげやすくなります。

利益・時給シミュレーターで時間単価を確認する

なぜセリーヌショルダーバッグで利益率81%を出せたのか

今回の利益率が高くなった理由は、単に安く仕入れられたからではありません。

ポイントは、仕入れ時点での状態を見て、リカラー後の完成イメージと販売価格を逆算できたことです。

  1. 競合が避けやすい状態の商品を仕入れた
    使用感があり、そのままでは売りにくいバッグは競合が避けやすく、安く仕入れられることがあります。
  2. 全体ブラックリカラーで印象を大きく変えた
    革部分だけでなくPVC柄部分まで黒で統一することで、バッグ全体の印象を大きく変えました。
  3. 2,400円仕入れに対して38,000円で販売できた
    仕入れ原価が非常に低かったため、手数料や送料を差し引いても高い粗利が残りました。
  4. 購入者が魅力を感じるデザインに仕上げた
    公式デザインとは異なるリカラー品でも、見た目に魅力を感じてもらえれば販売につながるケースがあります。

ブランドリペア転売では、きれいな商品を高く仕入れるのではなく、直せば販売価値が戻る商品を安く仕入れることが重要です。

PVC部分までリカラーする場合の注意点

今回のように、革部分だけでなくPVC部分までリカラーする場合は、通常のレザーリカラーとは考え方が変わります。

PVCは革とは素材の性質が違うため、塗料の密着、剥がれ、艶感、曲がりへの追従性を確認する必要があります。

注意点
  • 素材に合った下地処理が必要
    革と同じ感覚で塗ると、密着不良や剥がれの原因になることがあります。
  • 厚塗りしすぎない
    PVC部分を厚塗りすると、表面の違和感や割れ、剥がれにつながる可能性があります。
  • 艶感を全体で合わせる
    革部分とPVC部分で艶がズレると、仕上がりが不自然に見えやすくなります。
  • 加工品であることを説明する
    正規品そのままのデザインではないため、販売時にはリカラー加工品であることを明記します。

このような素材違いのリカラーは、仕上がるとインパクトがあります。

ただし、初心者が最初から挑戦するにはやや難易度が高いです。

最初は革部分中心の同色リカラーから始め、素材ごとの違いを理解してから応用する方が安全です。

PVC部分のリカラーは、うまく仕上がれば印象を大きく変えられます。しかし、密着や剥がれの判断が必要になるため、初心者はまず革部分のリカラーで経験を積んでから挑戦する方が現実的です。

セリーヌバッグで初心者が仕入れ時に見るべきポイント

セリーヌのバッグはブランド認知度があり、中古市場でも一定の需要があります。

ただし、すべてのセリーヌバッグがリカラー転売向きというわけではありません。

初心者向き
  • 革部分の色褪せやスレが中心のもの
    同色リカラーやブラックリカラーで印象を改善しやすく、作業難易度も抑えやすくなります。
  • 型崩れが少ないもの
    バッグ全体の形が整っていると、リカラー後の写真映えも良くなります。
  • ショルダーや金具に大きな不具合がないもの
    機能面の不安が少ないため、販売時の説明もしやすくなります。
  • 仕入れ価格が十分に安いもの
    リカラー後の販売価格から逆算し、利益が残る価格で仕入れることが重要です。
初心者は避けたい
  • ベタつきが強いもの
    通常のリカラーだけでは収まりにくく、対応難易度が一気に上がります。
  • PVCや合皮部分の劣化が激しいもの
    素材そのものが劣化している場合、塗装しても剥がれや割れのリスクが高くなります。
  • ショルダー付け根にダメージがあるもの
    構造部分のダメージは安全性や使用感に影響するため、初心者には扱いにくくなります。
  • 内装劣化が強いもの
    外側を整えても、内側の状態が悪いと販売価格が伸びにくくなります。

ブランドリペア転売は、何でも直せば利益が出るわけではありません。

直しやすく、売れやすく、利益が残りやすい商品を選ぶことが重要です。

カスタムリカラー品を販売するときの注意点

今回のような全体ブラックリカラーは、通常の同色リカラーよりも印象が大きく変わります。

そのため、販売時の説明文が非常に重要です。

  • リカラー加工品であることを明記する
  • 公式の既製デザインではないことを誤認させない
  • 革部分とPVC部分をブラックに加工していることを説明する
  • 写真で加工箇所を分かりやすく見せる
  • 使用上の注意点があれば事前に伝える

見た目が魅力的でも、説明が不足していると購入後のトラブルにつながる可能性があります。

逆に、加工内容を正直に説明したうえで魅力を伝えられれば、リカラー品として納得して購入してもらいやすくなります。

セリーヌショルダーバッグリカラー事例のまとめ

今回のセリーヌショルダーバッグは、革部分だけでなくPVC柄部分までブラックへリカラーし、全体を黒で統一した事例です。

販売結果は、仕入れ2,400円、販売価格38,000円、粗利30,900円、利益率81%でした。

今回のポイントをまとめると、以下の通りです。

  • 使用感のあるセリーヌバッグを2,400円で仕入れた
  • 革部分だけでなくPVC柄部分までブラックへリカラーした
  • 全体を黒で統一することでバッグの印象を大きく変えた
  • 販売価格38,000円、粗利30,900円、利益率81%につながった
  • カスタム性のあるリカラー品は、販売時の説明文が重要になる

ブランドリペア転売で成果を出すには、リカラー技術だけでなく、仕入れ判断、作業工程、販売導線までセットで考える必要があります。

今回のような事例を積み重ねることで、素材ごとの判断力や、利益商品を見つける視点が磨かれていきます。

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