公開日:2019-09-12
最終更新日:2023-11-03
ルイヴィトン(Louis Vuitton)のショルダーバッグ(カバピアノ)のリペア・リカラー事例をご紹介いたします。
まず、仕入れた段階のカバピアノのビフォー画像をご覧ください。
ご覧の通りヌメ革箇所にキズや汚れやシミなどがありますが、内外装のヌメ革箇所をすべてブラックにリカラーにする事で見違えるほどキレイになります。
以下、アフター画像です。
ヌメ革箇所だけをリカラーしたため作業範囲が狭く、作業時間は1時間程度しかかかっていません。
このようにヌメ革箇所をブラックにリカラーすることで、傷・汚れ・スレ等が払拭され、モノグラム柄ともとてもマッチしており高級感も増して見えます。
以下、具体的な売上結果です。
価格☓1 | 50,800円 |
---|---|
販売手数料10%☓1 | -5,080円 |
仕入☓1 | -12,500円 |
送料☓1 | -700円 |
振込手数料 | -200円 |
利益(粗利) | 32,320円 |
利益率(粗利率) | 63% |
原価率 | 37% |
損益分岐(売上0) | 14,889円 |
このような結果を出すのには何が重要かというと技術などほぼ関係無く「染料・顔料」の質次第になります。
当リカラーでは製革工場(タンナー)が採用している原料をもとに開発した特殊なプロ仕様の染料を使用しており、法人契約似て卸してもらっています。
他で良くある「塗った感」・「革質の劣化」・「色落ち」等の欠点を払拭しており、仕上がりは極めて精緻なクオリティーとなっております。
使用している溶剤は、市販されている染料や顔料(レノベイテリングカラー補修クリームやアドカラー)とは違いプロ仕様の染料・顔料となり、法人契約にて卸している溶剤となります。
よく、市販の物でも問題はありませんか?という質問を受けますがやめておいた方がいいです。
これでもかっていうほどクオリティーに差があり、クレームの嵐が待ち受けることになるでしょう。
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